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インナーチャイルドの語源

最近よく耳にする「インナーチャイルド」という言葉。
いったいどういう意味でしょうか?

インナーチャイルドという言葉は、心理学用語ではありません。
インナーチャイルドとは、「内なる子供」と訳され、
子供の頃に傷ついた心の記憶が、
大人の私達の行動に影響を与えるという所から
インナーチャイルドという言葉が使われるようになりました。

行動に影響を与える様子が、
まるで小さい子供が
不器用に大人を困らせるような行動をしている
ように見えるところから
名付けられたと言われています。

インナーチャイルドが私の行動にブレーキを踏むの? (インナーチャイルドと潜在意識)

え???子供の頃に傷ついた記憶が、
え???大人の私たちのの行動にブレーキを踏むの?
え・・・・そんな・・・勝手に踏んでもらっては困るんですけど・・・。
無責任じゃないですか(怒)
そんな声が聞こえてきそうですね。

実は上記の言葉。
私が心の勉強をする前に、実際に口にした言葉です(笑)
それではまず、ブレーキを踏むとはいったいどのようなことなのか、
少し詳しくお話ししていきます。

行動をつかさどる意識には2種類の領域があり、
顕在意識と潜在意識と言われています。

顕在意識は、意識して行動できる領域。
例えば、コップを取りたいと思ったらコップに手を伸ばし実際に取る。

潜在意識は、意識しないで行動してしまう領域。
例えば、呼吸や心臓の鼓動、体温調整はこの領域。

加えて、コップを取りたいのになぜだか落とすのが怖くて取れないなど、
意識では取りたいのに、なぜだか取れない行動になってしまうのは、
潜在意識の領域です。

ここ、潜在意識に刷り込まれてしまった
子供の頃に傷ついた心の記憶

意識しないで行動してしまう領域ですから、
インナーチャイルドが勝手にブレーキを踏んでしまうような
感覚になってしまうのです。

では、なぜ?ブレーキを踏んでしまうのでしょうか?

インナーチャイルドは痛みを避ける行動をする

その多くは幼少期の両親との関係にあると言われています。
小さい子供にとって
本来、両親は絶大なる安心感を得られる存在です。
その安心感を得ることができない状況は生存の危機でもあります。
厳しいしつけ、恐怖体験、完璧を求められ認められない、キツイ言葉、孤独感・・・
しかし、その危機を乗り越えるために、
小さい小さい子供たちは、まだ未熟なハートでいろいろな画策を考えます。

通常は、子供の頃に叱られることで、
物事の善悪や人との調和を学んでいくものですが、
環境やタイミングによって、
大きな傷になってしまうこともあります。

大きな傷を持った子にとって、
世の中はどんな風に映るでしょうか?
やがてその子が大人になったら、インナーチャイルドとなったその傷は、
どんな振る舞いをさせるでしょうか?

今のあなたの性格や行動パターンにも大きな影響をあたえている、
あの時の、あのひと言。

例えば無理矢理ごめんなさいを言わされた子供はどうなるでしょう?

『ごめんなさいは悪い事をした時にするもの。』

小さい子供でもそれを知っています。
しかし無理矢理ごめんなさいを言わされた
子供はどうなるでしょう?

心理学用語で言う
認知的不協和から
間違った自分を信じこまされてしまうのです。

(認知的不協和とは、自分の認知と状態とそぐわない状況に陥ったとき、
その居心地の悪さや痛みを避けようと、自分の認知を変化させてまで納得しようとする心理状態。
詳しくはインナーチャイルド講座「未来創造メソッド」で学ぶことができます。)

痛みを避けながら勘違いを強化していく

そして不協和の状態の方を勘違いしたまま信じ込み
さらに、

「ごめんなさいを言ったボクは悪い子なんだ」

という自分(セルフイメージ)を思い込もうとし始めます。

これは脳のクセでもあるのですが、
一貫した行動を取ろうと、
勘違いしているほうのセルフイメージを正しい自分として行動しはじめるんですね。

さて、【ボクは悪い子だ】
と思っている子の心と行動はどうなるでしょうか?

ボクは悪い子だから、これをするとお母さんから怒られる。
怒られないように良い子でいなくちゃいけない。

ボクは悪い子だから人に迷惑をかけちゃう。
だから言いたいことは我慢ないといけない。

など、ココロのストレスを伴いながら、
痛みを避ける行動を瞬時に選んでしまうようになるんですね。

インナーチャイルドを潜在意識に刷り込む

そして脳は繰り返しの連鎖で神経回路を強化していきますので、
熱いものを触って手を引っ込めるのと同じように、
どんどん深くインナーチャイルドが刷り込まれ、

ボクは悪い子だから怒られる。恐いな。怒られないようするにはどうしよう・・・・・

私は最低な人間だ。でもママから言われるのは嫌だよ。自分を守らなくちゃ。

私は認められない。なんで認めでくれないの! (イライラ)

と、痛みを避けながら、でも勘違いしたセルフイメージも持ちながら
「反応」で感情が沸いたり、「反応」で行動をしてしまい、
頭では分かっているのに、なぜできないんだろう? というパターンに
繰り返し刷り込まれていきます。

こうやって
インナーチャイルドは作られていくのです。

インナーチャイルドを解決するには

ここまでお話してきたように、
インナーチャイルドによって、選択が制限されて、そこで起こった出来事が更なるインナーチャイルドを生む。
その時々で、自分のセルフイメージを正しいと思い込んでまた選択が制限される。
このように、無意識のレベルで複雑になってしまったインナーチャイルドは、自分の力で解決するのはとても難しいものです。

心理カウンセラー、石川美樹の独自の自己解決コース、インナーチャイルド講座「未来創造メソッド」では、
2日間で、自分では難しい「無意識のブロック(インナーチャイルド)」を見つけ出し、様々な観点から体系立てたプログラムで解決までナビゲートしていきます。※» 石川式問題解決法についてはこちら

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